税理士事務所へ就職したいと考えている人も中にはいるでしょう。
ただ、税理士事務所の業務は忙しく、また、合わない人にはとことん合わないため辞めてしまうということもありえます。
では、税理士事務所に向いている人とはどのような人を指すのでしょうか。ここでご紹介します。
タフさがある体育会系
税理士事務所に勤めている人といえば、どちらかといえばインドアで、生真面目な優等生タイプの人を想像する人が多いのではないでしょうか。
確かに、仕事の面では生真面目さが必要です。
常にパソコンや電卓と向き合わなければなりませんし、それが1円でも違っていればお客さんに何を言われるかわからないというような世界です。
ですから、間違わないように常に努力できる人は確かに求められます。
ですが意外なことに、そういった人よりも体育会系でタフさを持っている人のほうが長続きすることが多いのです。
生真面目過ぎてしまうと、業務一つでも真面目に捉えすぎて神経をすり減らしてしまいますし、また、税理士事務所は業務の多さで知られています。
精神的にも肉体的にも疲れが溜まってしまうので、それを乗り切れるだけの豪胆さやタフさが必要になってくるのです。
また、税理士事務所のメインのクライアントとなる、中小の会社の社長は、叩き上げで体力的にも気力的にも充実している人が多いです。
そういった人と合わせやすいメンタルであるというもの大事な点だといえるでしょう。
コミュニケーションが得意な人
税理士事務所では、内外でかなりのコミュニケーションを必要とします。
税理士事務所では協力することも多いですから、円滑な人間関係を築いていけないことには、業務に支障が出てしまうこともあります。
クライアントとなる、さまざまな性格の人たちと接するので、コミュニケーション能力は高いに越したことはありません。
名前や会話をよく覚えておいたり、話を合わせたり、とっさの切り返しがうまかったりというような面で、能力をはかられることもあります。
コミュニケーションが得意とまではいかなくとも、最低限のコミュニケーション能力は備えておきたいところです。